紅葉の赤と培養液。

皆さま、こんにちは。
朝晩の寒暖差で体調管理が難しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。
弊社山形工場では、年に一度のメンテナンス作業も終わり、
通常製造に戻っております。

仙台本社近くの街路樹も赤く色づき、目を楽しませてくれています。
培養液の多くが赤色ですが、なぜ赤色なのかというと、
フェノールレッドという色素が入っているからです。
フェノールレッドを入れる理由は、培養液のpHを測るためです。
フェノールレッドを入れた培養液はアルカリ性に偏ると赤紫色に、酸性になると黄色になります。
細胞に適したpH(赤色)を視覚で分かる様にフェノールレッドが入れられています。

普段から培養液の赤に見慣れていますが、やはり紅葉の赤は良いですね。
皆様も残り少ない紅葉の赤を満喫しに出かけられてはいかかでしょうか。

(Y.A)