培養液2

こんにちは!

最近は不安定な日が続き、もう梅雨なのかと勘違いしてしまうくらいです。
皆様のお住まいの地域はいかがですか?

前回の話で、培養液の重要性はなんとなく感じていただけたと思います。
では、体の外で細胞を増やすって大変なの?と思う方もいるかもしれません。
・・・ずばり言いますと、大変です。

細胞は通常、身体の中でしか生きていけません。
また、皮膚の細胞、血液中の細胞、筋肉の細胞、神経の細胞など
様々な種類の細胞が存在しています。
私たちは普通、何も考えなくても自然にコントロールし、
一つの身体の中で、様々な種類の細胞に適した状態をそれぞれ作り出しています。

しかしその状態を体の外で再現することは難しく、
目的の細胞が生存するのに適した環境、例えば、
皮膚の細胞にはHFDM-1。血液中の細胞にはALySシリーズ。
といったように、それぞれの細胞に適した培養液を作っています。

当社の製品はこうして目的の細胞が良く育つ環境になるように
組成を研究し、現在のようにラインナップが増えてきました。

しかし、目的の細胞が良く育つというのは
同時にメリットでもあります。

つづく